不動産会社の業務改善 読了 21分

住宅性能評価書の売買実務2026|第三者が性能を見える化する安心を、買主の決断につなげる

住宅性能評価書は住宅の見えない性能を第三者が等級で見える化する書面です。十の分野の評価と設計評価・建設評価、中古住宅での性能評価、地震保険割引などのメリット、買主への提案と案内の注意点を現場目線で解説します。

馬場生悦
宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
住宅性能評価書の売買実務2026|第三者が性能を見える化する安心を、買主の決断につなげる
目次

「この家、見た目はきれいなのですが、地震のときにどれくらい耐えられるのか、断熱はしっかりしているのか、素人の私には正直よく分かりません」——住宅の売買を手がけていると、買主からこうした住宅の性能そのものへの不安の声を、近ごろとくに多く聞くようになりました。その不安に客観的な答えを示すのが、住宅の性能を第三者が統一のものさしで評価する、住宅性能評価書です。設計や施工の段階で専門の機関が性能を確かめ、等級という分かりやすい形で示すこの仕組みは、住宅の見えない中身を、買主にも比べられる形に変えてくれます。本記事は、ウルスタ代表として宅地建物取引業を営む立場から、住宅性能評価書と住宅性能表示制度の全体像と、中小不動産会社が売買仲介の現場でどう生かせばよいかを、宅地建物取引士の目線で整理します。細かな基準の数字そのものより、買主の不安を安心に変え、取引をまとめる力につなげるという観点に重きを置きます。

住宅性能評価書とは — 第三者が性能を確かめる仕組み

住宅性能評価書とは、住宅の品質確保の促進等に関する法律、いわゆる品確法にもとづいて、国に登録された第三者の評価機関が、住宅の性能を統一の基準で評価し、その結果を記した書面です。二〇〇〇年に始まったこの住宅性能表示制度は、耐震性や断熱性といった、外から見ただけでは分からない住宅の中身を、専門の機関が確かめて等級や数値で表すことを目的としています。売主や買主が自分で判断するのではなく、利害から離れた第三者が同じものさしで評価するところに、この制度の大きな意味があります。

住宅の性能は、そのままでは比べようがありません。同じように新しく見える二つの住宅でも、地震への強さや断熱の効き方はまったく違うことがあります。住宅性能評価書は、その見えない差を、買う人が比べられる共通の言葉に翻訳するものだといえます。等級は数字が大きいほど性能が高いことを表し、専門の知識がなくても、おおよその強みと弱みをつかめるように工夫されています。買主にとっては、住宅選びの拠りどころのひとつになる書面です。

まず押さえたい全体像
住宅性能評価書は、品確法にもとづき、国に登録された第三者の評価機関が住宅の性能を統一の基準で評価した書面です。耐震性や断熱性など外から見えない性能を、等級や数値で分かりやすく示します。設計段階の図面をもとに評価する設計住宅性能評価書と、工事の現場を検査して評価する建設住宅性能評価書の二種類があり、中古住宅には既存住宅の性能評価という仕組みがあります。取得は任意で、費用と日数がかかります。評価の分野や基準、等級の内容は制度の改正や住宅により変わります。本記事は実務での生かし方を整理するもので、個別の評価結果や取得可否を保証するものではありません。最新の詳細は住宅性能評価・表示協会や評価機関の公式情報をご確認ください。

なぜ今 押さえるのか — 性能が問われる時代へ

住宅性能評価書を今あらためて押さえておく意味は、大きく二つあります。一つは、住宅の省エネの性能を求める流れが強まり、住宅の中身そのものへの関心が高まっていることです。新しく建てる住宅に一定の省エネの性能を求める仕組みが整えられ、住まいの断熱や省エネへの意識は、買う人の側にも広がってきました。性能を数字で気にする買主が増えるほど、その性能を客観的に見える化する評価書の価値も高まります。

もう一つは、中古住宅を直しながら長く使う流れの中で、既にある住宅の性能を確かめる手立てが求められていることです。国は、新築を建て続けるだけでなく、既にある住宅を活かす方向へ政策の重心を移しています。中古住宅には状態が分かりにくいという不安がつきものですが、既存住宅の性能評価という仕組みを使えば、その住宅の現況を専門の機関が確かめ、性能を示すことができます。中小不動産会社が、この性能の見える化を買主への提案に組み込めるかどうかは、買主の決断を後押しし、ひいては成約に結びつくかどうかにも関わってきます。時流に沿った売買仲介の武器として、今こそ押さえておきたいテーマです。

十の分野 — 性能を測る共通のものさし

住宅性能評価書では、住宅の性能をいくつかの分野に分けて評価します。新築の住宅では十の分野にわたって性能が示され、それぞれの分野の中でさらに細かな項目が設けられています。専門的な内容ですが、不動産の実務では、どんな性能が見える化されるのかという大枠をつかんでおけば十分です。

代表的な分野を挙げると、地震などに対する構造の強さ、火災に対する安全性、劣化のしにくさ、維持や管理のしやすさ、温熱や省エネに関する環境への配慮、空気の環境、光や視環境、音への配慮、高齢者などへの配慮、防犯といった観点です。買主がとくに気にするのは、地震への強さを表す分野と、断熱や省エネに関わる分野でしょう。これらの性能が等級という形で示されることで、買主は住宅の中身を、感覚ではなく共通のものさしで受け取ることができます。

買主が気にしやすい観点評価で見える化されること買主にとっての意味
地震への強さ構造の強さの等級安心の度合いを等級で比べられる
断熱・省エネ温熱環境や省エネの等級暮らしやすさと光熱費の目安になる
長持ちのしやすさ劣化のしにくさや維持管理の等級長く安心して住める見通しが立つ

設計評価と建設評価 — 二段階の評価書

新築住宅の性能評価書には、評価する段階の違いによって二つの種類があります。この違いは、不動産会社として理解しておきたい基本です。

一つめは、設計住宅性能評価書です。これは、住宅の設計図面や仕様書をもとに、その住宅が設計の上でどのような性能を備えているかを評価したものです。まだ工事に入る前、あるいは工事の段階にかかわらず、図面という設計の内容を確かめる評価だといえます。

二つめは、建設住宅性能評価書です。これは、実際の工事の現場で、複数回の検査を経て、設計のとおりに住宅が造られているかを確かめて発行されるものです。図面だけでなく、現場が設計に沿っているかまで見届ける点に意味があります。設計の内容が確かで、かつそのとおりに施工されていることの、両方が確かめられてはじめて、住宅の性能が実物として担保されるという関係です。買主に説明するときは、この二つがそろっていることの意味を、分かりやすく伝えられると信頼につながります。

二つの評価書は、役割が違う
設計住宅性能評価書は、設計図面や仕様書という設計の内容を評価したものです。建設住宅性能評価書は、実際の工事の現場を複数回検査し、設計のとおりに施工されているかを確かめて発行されます。設計が確かで、かつそのとおりに造られていることの両方がそろってはじめて、住宅の性能が実物として裏づけられます。中古住宅の売買では、これらの評価書がある物件かどうかを早めに確かめておくと、性能を客観的に示す材料になります。評価の有無や内容は住宅により異なるため、具体的な確認は評価機関や書面の原本にあたるのが確実です。

中古住宅での性能評価 — 現況を確かめる

住宅性能評価は新築のためのものだと思われがちですが、中古住宅にも、既にある住宅の性能を評価する仕組みがあります。既存住宅の性能評価では、評価機関が住宅の現況を調査し、劣化の状況などを確かめたうえで、性能を示します。中古住宅の買主が抱える、この家は本当に大丈夫なのかという不安に、第三者の目という形で応える手立てです。

とくに実務で押さえておきたいのは、中古住宅の現況を確かめる調査が、買主の安心の土台になるという点です。見た目だけでは分からない劣化や不具合を、専門の機関が確かめて示すことで、買主は納得して購入の判断ができます。中古住宅の流通を後押しする流れの中で、性能を見える化するこの仕組みを、資金計画や住宅の説明とあわせて示せるかどうかは、中古仲介の提案力を左右します。中古仲介を手がける中小不動産会社にとって、生かしどころの多い仕組みだといえます。

取得のメリット — 安心が具体的な形になる

住宅性能評価書を取得しておくことには、買主にとって具体的なメリットがあります。第一に、耐震性の等級に応じて、地震保険の保険料の割引を受けられることです。構造の強さの等級が高いほど割引は大きくなり、毎月や毎年の負担という身近な形で、性能の高さが返ってきます。買主にとって、安心と家計の両面で意味のあるメリットです。

第二に、住宅ローンの手続きの面での利点です。全期間固定金利の住宅ローンであるフラット35などでは、建設住宅性能評価書があることで、利用の前提となる適合証明の手続きが一部合理化される場合があります。性能評価と資金の仕組みが結びつく場面であり、性能の高い住宅の価値を、資金計画の面からも示せます。第三に、万一のときに、専門の紛争処理の仕組みを利用できることです。評価書を取得した住宅では、住宅にまつわる争いごとが起きたときに、指定された機関による紛争処理を活用できる道が用意されています。これらのメリットは、性能の見える化が単なる数字にとどまらず、買主の暮らしの安心に具体的につながることを示しています。ただし、割引や手続きの内容は制度や商品によって変わるため、断定せず、最新の情報を確かめるよう促すことが大切です。

性能の見える化は、具体的な安心に変わる
住宅性能評価書を取得した住宅では、耐震性の等級に応じて地震保険の保険料の割引を受けられます。全期間固定金利の住宅ローンなどでは、建設住宅性能評価書があることで適合証明の手続きが一部合理化される場合があります。さらに、住宅にまつわる争いごとが起きたときに、専門の紛争処理の仕組みを利用できる道も用意されています。性能の高さが、保険料や手続き、万一の備えといった具体的な形で買主に返ってきます。割引率や手続きの取り扱いは制度や商品、住宅により変わるため、断定せず公式情報や評価機関につなぐ姿勢が欠かせません。

売買の現場でどう生かすか — 提案の引き出しに

住宅性能評価書を、中小不動産会社の売買仲介の現場でどう生かすか。実務の目線で整理します。

第一に、評価書のある物件では、その価値を積極的に伝えることです。性能評価書があるという事実は、その住宅が第三者に性能を確かめられた住宅であることの証しです。地震への強さや断熱の性能を、感覚ではなく等級という客観的な形で示せると、買主の安心につながり、提案に説得力が生まれます。

第二に、性能の高さを、保険料や資金計画という身近な形で示すことです。耐震性の等級による地震保険の割引や、住宅ローンの手続きの利点など、性能が具体的なメリットに結びつくことを伝えると、性能という言葉が買主にとって自分ごとになります。第三に、中古住宅では、既存住宅の性能評価という選択肢を早めに見通すことです。中古住宅の状態に不安を持つ買主には、専門の機関が現況を確かめる仕組みがあることを示すだけで、検討の幅が広がります。取得には費用と日数がかかるため、契約の日程を組む段階から段取りを意識しておくのが、実務を知る不動産会社の腕の見せどころです。

案内するときの注意点 — 断定せず専門機関につなぐ

住宅性能評価書を案内するうえで、最も大切な心構えは、個別の評価の結果や、等級、割引の内容を断定しないことです。評価の分野や基準は制度の改正によって見直されることがあり、地震保険の割引率や住宅ローンの手続きの取り扱いも、制度や商品によって変わります。過去に聞いた内容をそのまま伝えると、実際と食い違い、買主の信頼を損なう原因になります。とくに、評価書がある物件かどうか、どの等級が示されているかは、必ず書面の原本や評価機関の情報で確かめることが欠かせません。

不動産会社は、住宅性能評価書という仕組みの存在と、その基本的な意味を分かりやすく伝える、入口の案内役に徹するのが適切です。具体的な評価の取得や、等級の確認、割引や手続きの詳細は、評価機関や保険会社、金融機関の公式情報で確認するよう促すこと。断定を避け、正確な情報源へと橋渡しをする姿勢が、かえって買主の信頼を厚くし、次の相談につながります。性能の見える化を提案の引き出しに変えつつ、根拠のあいまいな断定はしない。この線引きが、選ばれ続ける会社の土台になります。

物件の性能も評価書の有無も、情報を一元化して的確な提案へ
ウルスタは、中小不動産会社の物件・顧客・対応履歴を一元管理できる業務クラウドを提供しています。住宅性能評価書のような性能の情報を買主に的確に示すには、その物件が評価書を持つのか、どの等級なのか、買主が何を気にしているのかを正確に把握できることが土台になります。物件ごとに性能や評価書の有無、買主とのやり取りの経緯を残しておけば、性能を含む提案を組織として継続でき、担当者が代わっても経緯が途切れません。詳しくは https://ulsta.jp をご覧ください。

現場メモ — 評価書が、買主の不安をほどいた

少し前、はじめて住宅を買うという若いご夫婦に、一戸建てを案内したときのことです。物件は気に入っていただけたのですが、地震が心配で、この家が本当に丈夫なのか自分たちには分からない、という不安から、なかなか決断に至りませんでした。私が言葉で丈夫ですと説明しても、根拠が見えないという気持ちは晴れないご様子でした。

そこで、その住宅が建設住宅性能評価書を持っていることをお伝えし、構造の強さの等級が示されていること、その等級に応じて地震保険の割引を受けられることを、書面をお見せしながら説明しました。もちろん、割引の具体的な内容は保険会社で確かめていただくようお願いしたうえでのことです。すると、第三者がきちんと確かめた住宅だと分かって安心した、とご夫婦の表情が明るくなり、購入の相談へと前向きに進まれました。言葉ではなく、第三者が確かめた客観的な等級を示す。それだけで、迷っていた買主の不安をほどけることを、あらためて実感した取引でした。

実務での進め方 — 五つのステップ

住宅性能評価書を売買仲介に生かすときの、おおまかな流れを整理します。

1. 制度の意味をつかむ。住宅性能評価書は、第三者の評価機関が性能を統一の基準で評価した書面であること、設計評価と建設評価の二種類があること、中古住宅には既存住宅の性能評価があることを押さえます。等級や基準は改正で変わるという前提も理解します。

2. 物件に評価書があるかを早めに確かめる。売買を手がける物件に性能評価書があるかどうか、あるならどの等級かを、書面の原本や評価機関の情報で確認します。

3. 性能を買主に身近な形で伝える。地震への強さや断熱の等級を、地震保険の割引や暮らしやすさという具体的な形に結びつけて示します。

4. 中古では性能評価の選択肢を見通す。中古住宅で状態への不安がある買主には、既存住宅の性能評価という手立てを早めに示し、費用と日数を見込んで段取りします。

5. 断定せず、専門機関につなぐ。個別の評価の取得や等級の確認、割引や手続きの詳細は、評価機関や保険会社、金融機関の公式情報で確認するよう促します。不動産会社は仕組みの入口を案内し、橋渡しをする役に徹します。

よくある質問

Q1. 住宅性能評価書とは何ですか。
品確法にもとづき、国に登録された第三者の評価機関が、住宅の性能を統一の基準で評価して記した書面です。耐震性や断熱性など、外から見えない性能を等級や数値で分かりやすく示し、買主が住宅の中身を客観的に比べられるようにするものです。

Q2. 設計評価と建設評価は何が違いますか。
設計住宅性能評価書は、設計図面や仕様書という設計の内容を評価したものです。建設住宅性能評価書は、実際の工事の現場を複数回検査し、設計のとおりに施工されているかを確かめて発行されます。両方がそろってはじめて、性能が実物として裏づけられます。

Q3. 中古住宅でも評価を受けられますか。
受けられます。既存住宅の性能評価という仕組みがあり、評価機関が住宅の現況を調査して劣化の状況などを確かめ、性能を示します。中古住宅の状態への不安に、第三者の目という形で応える手立てになります。

Q4. 取得するとどんなメリットがありますか。
耐震性の等級に応じて地震保険の保険料の割引を受けられます。全期間固定金利の住宅ローンなどでは適合証明の手続きが一部合理化される場合があります。また、住宅にまつわる争いごとが起きたときに専門の紛争処理の仕組みを利用できる道も用意されています。内容は制度や商品により変わります。

Q5. 取得は義務ですか。費用はかかりますか。
取得は任意で、義務ではありません。評価を受けるには費用と日数がかかります。買主にとってのメリットと、かかる費用や日数を見比べて判断することになります。具体的な費用や期間は評価機関にご確認いただくのが確実です。

Q6. 不動産会社は何をする役割ですか。
住宅性能評価書という仕組みの存在と基本的な意味を分かりやすく伝え、物件に評価書があるかを早めに確かめ、性能を買主に身近な形で示し、買主を評価機関や保険会社、金融機関につなぐ、入口の案内役です。個別の等級や割引を断定するのではなく、公式情報につなぐ橋渡しに徹することが適切です。

まとめ:性能の見える化を、買主の決断につなげる

住宅性能評価書は、品確法にもとづいて第三者の評価機関が住宅の性能を統一の基準で評価した書面で、耐震性や断熱性など外から見えない性能を等級や数値で見える化するものです。設計の内容を評価する設計住宅性能評価書と、工事の現場を検査する建設住宅性能評価書があり、中古住宅には既存住宅の性能評価という仕組みがあります。取得しておくと、耐震性の等級に応じた地震保険の割引や、住宅ローンの手続きの利点、専門の紛争処理の仕組みの利用といった具体的なメリットにつながります。この仕組みは、住宅の中身が分からないという買主の不安に、第三者の客観的な評価という形で応えます。性能を重んじる買主や、中古住宅の状態に不安を持つ買主にとって、有力な判断の拠りどころになります。注意すべきは、評価の分野や基準、割引や手続きの内容は制度や商品によって変わること、評価書の有無や等級は必ず書面の原本や評価機関で確かめること、そして具体的な内容は断定せず評価機関や保険会社、金融機関につなぐことです。性能の見える化という価値を正しく押さえ、資金計画の提案の引き出しに変えること。それが、性能が問われる時代と中古流通の活性化という時流に沿った誠実な助言となり、地域で選ばれ続ける会社への確かな一歩になります。

著者: 馬場生悦(宅地建物取引士)。ウルスタ代表。中小不動産会社向け実務メディアを運営する傍ら、自社で宅地建物取引業を営み、賃貸住宅の管理・客付けおよび戸建て・マンションを含む売買仲介に携わる。本記事は、住宅性能評価書と住宅性能表示制度(住宅の品質確保の促進等に関する法律にもとづき、登録された第三者の評価機関が住宅の性能を統一の基準で評価し、等級や数値で示す仕組みで、設計住宅性能評価書と建設住宅性能評価書があり、中古住宅には既存住宅の性能評価があるもの)について、二〇二六年七月時点の一般的な制度の考え方と、自社での売買仲介の実務経験に基づき整理したものである。評価の分野や基準、地震保険の割引、住宅ローンの手続きの取り扱いは制度の改正や住宅、商品により異なる。本記事は個別の評価結果や取得可否、割引や手続きを保証・断定するものではなく、特定の機関や商品を推奨するものでもない。最新の詳細は住宅性能評価・表示協会および評価機関の公式情報をご確認いただきたい。

参考: 住宅の品質確保の促進等に関する法律、いわゆる品確法にもとづく住宅性能表示制度に関する一般的な解説 / 住宅の性能を分野ごとに等級や数値で示す仕組みと、設計住宅性能評価書および建設住宅性能評価書に関する一般的な情報 / 既存住宅、いわゆる中古住宅を対象とする性能評価の仕組みに関する一般的な情報 / 耐震性の等級に応じた地震保険の保険料割引、全期間固定金利の住宅ローンにおける適合証明手続きの合理化、指定された機関による紛争処理の仕組みに関する一般的な整理 / 評価の分野や基準が制度の改正により見直されることに関する一般的な情報 / いずれも二〇二六年七月時点の公開情報および自社の不動産実務をもとに整理